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ヤンネ、ぼくの友だち 

ヤンネ、ぼくの友だちヤンネ、ぼくの友だち
(1997/12)
ペーテル ポール

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好きか嫌いかと言われたら、あまり好きではない。でも、読ませる。
児童書であるけれど、普通のミステリーのようでもある。それは、ヤンネという不思議な少年の正体の謎解きのように話が進んでいくから。

作者は、ドイツ出身で、後にスウェーデンに移住。本作がデビュー作で、ニルス・ホルゲッソン賞、スウェーデン文学協会新人賞、ドイツ児童図賞など受賞。
ヤンネが誰であったのかは、最後の写真で示唆される。
ヤンネと写真の人物の共通点は、1本の前歯がかけていること。
ぼくとその父親は、最後までヤンネの正体に気付けなかったらしいが、ぼくの母親と姉は気付いていたらしい。気づいているが故の、ヤンネを同情する言葉が出てくる。

ぼくの前に最初に現れたヤンネは、まるで、長靴下のピッピのようでもある。
破天荒な行動でぼくやその仲間を魅了する。または、その危うさに。自転車での階段下りは、まるで常人とは思えないし、かっとなったかと思うと、目にもとまらぬ早業で相手にダメージを与える。
それから、その印象的な外見。真っ赤な髪の毛、そばかすだらけの白い肌、女の子のようにきゃしゃな体。
更には、決してズボンを人前で脱ごうとはしないことや、仲間の性的な話には加わろうとしないことなどから、初心なのだろうかと思いきや、もの慣れた大人びた振る舞いをしたりもする。
学校にも通っていないらしいし、一定期間ぼくの前から姿を消したりもする。両親もいないようだ。そして、時に助けを求めて避難するかのようにぼくの家を訪れたこともある。

謎・謎・謎・・・ヤンネって誰なの?

ぼくは、ヤンネに魅了され、友情と固い信頼関係を結び、更には、もっと違った感情も持つようになっていく。

ヤンネという魅力的な人物像と謎解きのような筋立てに、読者もすっかりこの話に魅入られてしまうだろう。
ただし、普通のミステリーのように種明かしをしてくれるわけではないので、最終頁にいたって、これは一体どういうことだろうとまたページを捲り返したくなるに違いない。
そこをもどかしいと感じるか、更に魅力的に感じるかは、人による。

ぼくの威圧的な元担任、ミスターG.Gや、無理心中をした父子家庭悲惨なエピソードなど、どこまでヤンネの事件に関わっているのか考えつつも、自分は読み返さなかった。

作品の完成度が高いが故に、あまり現実味が感じられなかったからかもしれない。






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